うたかたの日々 𓆸 ᴸ'éᶜᵘᵐᵉ ᵈᵉˢ ᴶᵒᵘʳˢ

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日本橋の「めぐるのれん展(NIHONBASHI MEGURU FES)」でのれんめぐり@コレド室町テラス

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日本橋で開催されていた「めぐるのれん展」。

企業とクリエイターのによる創作のれんが大集合したイベントで、のれん好きにはとっても楽しい催し物でした!

好きなデザインを中心に、写真メモします。

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めぐるのれん展

 

イベント情報

開催期間:2019年 9月27日〜11月4日

開催場所:三越前駅の地下道、コレド室町の地下1階エントランス

HP:めぐるのれん展 | NIHONBASHI MEGURU FES

 

企業のれん

日本橋三越本店

企業ののれんで一番見たかったのがこちら。なんと三越の紙袋の柄!面白いな〜

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正式には、白地位相割付文「実り」、です。

重要無形文化財保持者(人間国宝)で友禅作家の森口邦彦氏により創られた、白地位相割付文「実り」。このデザインの独創性は、友禅という染の技術の自由な表現力とあいまって、三越が常に自由を希求し、革新を繰り返すことで伝統を作り上げてきた姿勢を、示しつづけるシンボルです。今回、あらたに「実り」をのれんとしてリデザインされました。

 

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にんべん

インスタにアップした時に「かつお節かな〜」なんて呟いたのですが、後で調べたらほんとにかつお節でした!

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正式には、「めくる花のれん」です。

風に舞う、手でめくれる、というのれんの機能を生かし、にんべんの原点である「鰹節」を、動的な演出で表現しました。削る前と削った後、2つの鰹節の姿をモチーフとし、外側に削り花をプリントした薄い生地を、内側には厚手の生地に本節のどっしりとした姿を配置。風に舞う削り花に本節が透けて見える仕掛けです。裏から見返せば、本節に詰まった「うまみ」がぎっしり。数カ所に隠れた「にんべん」の文字も探してみてください。

 

三井不動産

「残しながら、蘇らせながら、創っていく」というコンセプトが盛り込まれた作品。「Connecting Line」

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ゲストクリエイターのれん

長坂 常/のれん

今回のイベントで一番好きな作品がこちら。素材感がとても好みでした!

作者の方は建築家だそう。

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波戸場 承龍・耀次/麒麟曼荼羅

日本橋らしさたっぷりののれん!かっこいいなあ。

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日本橋の麒麟像を家紋に。阿吽の麒麟像を2582の正円で描き、伝統技法の本染めと繊細な表現を可能にする「デジタル転写」で、江戸と現代の暖簾のアップデートを試みた作品。

 

野老 朝雄/野老紋様暖簾

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“現代の唐草紋様”として長年制作を続けている、「野老紋/ PPP TOKOLO PATTERN」はどの辺を合わせても紋様がつながります。江戸時代より五街道の起点として、人や文化が行き交ってきた日本橋。一種類の版を24個組み合わせることにより、一つの円から広がっていく波紋のような紋様を描きました。

 

こうして集めてみると、私は結構「和」のテイストを感じる作品が好きみたい。

これらの作品以外にも、デザインが新かったり素材が面白いのれんがいっぱいありましたよ。

他に、カテゴリーとして公募入賞者の暖簾と店舗ののれんがありました。

一口に日本橋ののれん、と言っても個性はいろいろ。これものれんなんだ!って驚く作品もあったりして、ついじっくり見つめてしまうこともしばしば。

日本橋、やっぱり楽しいな☺︎

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