8月某日。
神保町にあるレトロな建物「旧相互無尽会社」。趣のあるこのビルが近々に取り壊されると聞いて、いい機会なので見納めがてら、神保町を散歩してきました。
東京散歩 千代田区神田神保町編
大手町エリアから神保町方面へ向かいながら、「学士会館」を外から眺めます。
話題のドラマ「半沢直樹」でもロケ地として使われていました。
いわゆる「土下座部屋」がこの会館の中に。
神保町エリアに到着し、まずはお目当ての「旧相互無尽会社」へ。
ここだけ時代が止まったかのような趣。重厚な石造りですねー。
こういった建物、外観を残しつつ中をリノベして使い続けるのは難しいのかな。
ビストロみたいにしたら相当流行りそうなのに...残念。
色々と変遷を経て、最後に入居していたのは「日本タイ協会」だったようですね。
この辺り、昔はどんな風景だったのかなーなどとしばらく私の思考もタイムスリップして、後ろ髪をひかれつつこの場所を後にしました。
さて、「旧相互無尽会社」から賑やかな方面へ向かいます。
神田一橋通りの一角にあるのは「矢口書店」。
この感じ、ドラマチックでグッとくる( ´∀`)
こちらは岩波書店の側面。シグネチャーの広辞苑が並んでいます。
昔ながらの書店とは対照的に、おしゃれなルックスの書店もちらほら。なんだかヨーロッパみたい!この辺りは再訪してゆっくりしてみたいです。
神保町には、レトロな建物がわざわざ探さなくてもゴロゴロ点在しています。
画材屋さんの「文房堂」。窓のあたりの細工が素敵でした✨
石造りの建物、重厚感がほんとに素敵。こういうビルを改造して中に住みたいなーといつも思う...🏢
昔ながらのレストランも健在。
ただ、「キッチン南海」のあたりは取り壊されてしまうのでしょうか。詳しくないのでわからず。
魚金発見!他の店舗に比べて、スペースが広そうな印象でした。
「弐」と書いてあるので、神保町には2店舗あるのかな。ちょっと和食に困った時に使えそうな魚金がここにも👌
通りすがりに、気になるビール屋さんを見つけたり。
こちらは、「神保町いちのいち」。
私がよく行くのは有楽町の交通会館にある支店の方なので、神保町本店の品揃えが目新しくて楽しかったです。
この日、店頭には盆栽が色々と。
盆栽いいなあー、風情があるなーと長々と見ていたら、予約したレストランに遅れそうになり、慌てて退散しました。
さてさてこの日の夕食は、隠れ家風のこじんまりとしたビストロ。ワインのセレクションが一捻りあって楽しい!
何よりお料理が好みの系統で嬉しかった。詳細は今度レポします。
一通り楽しんでいると、段々お客さんも増えてきたのでお店を移動することに。
お散歩中に見つけた初めての飲食店「サケクジラ」へ行ってみると、ここも当たり!
お店のおもてなしもとても素敵で、久々に感動した夜でした✨
もっとここにいたいなーと思いつつ、この時期ということで普段より早めに切り上げて帰路につきました。楽しかった!
帰り際、「学士会館」のライトアップを背に、大満足の神保町散歩が幕を閉じました。
感想
神保町界隈を熱心にフラフラしていた時期もありましたが、遊び場が変わったこともありここ10年近くはめっきりご無沙汰していました。
たまに近くに来ても、どこかへ行く時の通過点としてサーっと通り過ぎるにとどまっていたので、この日は街のあちこちに変わらない昔の面影を見つけて懐かしさを噛み締めることしばしば。
同時に、新しくなった部分を面白がりつつこの日のお散歩を終えました。
今回取り上げた個々のスポットについては、別途フォーカスしていきたいなと思います☺︎