昨日は、旧古河庭園に行くはずが、途中で予定変更。
三菱創設者・岩崎家のお屋敷として建てられた、旧岩崎邸庭園へ行ってみました。
庭園の表示をみつけてから、ずずーっとなだらかな坂を上がります。
急いでいるときはお屋敷に入るまで長かっただろうな。
でもお金持ちは急がないのか?
それに車でエントランスまで行ってただろうーし。。
などと庶民的に考えつつチケット売り場へ。
設計はイギリスのジョサイア・コンドル。
インテリアが大好きなので、外観だけでもため息が出ます。
中でも一番注目したのは、金唐革紙とよばれる壁紙。
大変高価で貴重なものだそう。
確かにどれもこれも美しかった
カーテンの生地のような(失礼)こういうテイストが大好きです。
以前United Arrowsでこれ系のスーツを見つけて衝動買いしちゃいました。
意外とジーンズと合うんだよね。
南館外観
2階のベランダからお庭が一望できます。
この日は気温が高かったものの、風が気持ちよかったです。
現在でも十分な広さですが、当時より面積が縮小されたそうなので、本当にゴージャスだったんでしょうね。。
洋館と連結している和館へ移動。
こんな中庭があったら....とまたため息。
こけも素晴らしいです
洋館とは違う、ひんやりした落ち着きが心地よかったです。
洋館、和館と撞球室を見て回りましたが、
どこも細部にいたるまで統一されたインテリアで感動しました。
写真はありませんが、驚いたのがオイルヒーターのような暖房器具です。(スチーム?)
器具本体にも美しい模様が模られていたのですが、
器具を固定しているほそい留め金自体にも細工が入れられていました。
そこには、 ‘ただの部品’ の影はどこにもなく、トータルで美術品のように見えました。
これには衝撃を受け、またため息。。。
デザインだけでなく、
何事も手を抜かないことの大切さは、自分の生活にも反映させたいものです。
いや、ほんとに。