バイヨンの後は、タプローム遺跡(Ta Prohm)へ。
ツアーのプランとしては、ここが最後の見学場所になります。
諸々の話し合いの末、グループのメンバーだけでここを周り、その間ガイドさんが昼食を取るという段取りになりました。
タ・プローム(Ta Prohm)
by Wikipedia
カンボジアにある、アンコール遺跡群と呼ばれる多くの寺院や宮殿などの遺跡群の内のひとつで、12世紀末に仏教寺院として建立され、後にヒンドゥー教寺院に改修されたと考えられている遺跡。創建したのは、クメール人の王朝、アンコール朝の王ジャヤーヴァルマン7世。
仏教からヒンドゥー教への改宗があった寺院だって。
2001年に製作された、アンジー主演のトゥームレイダー【TOMB RAIDER】のロケ地としても有名ですね。
行ってから見るか、見てから行くか ( ´∀`)
参道から中へ入ると、「コレコレ!」と言いたくなる風景が広がっています。
アンコールワットに比べると、こじんまりした広さ。
そして...退廃度がすごい。
私の中でアンコール遺跡といえば、この朽ち果てそうな、崩れ落ちそうなイメージでした(実際崩れちゃってるし)。
清々しほど、すうーっと伸びたガジュマル。
瓦礫の山。
時間のピースの積み重ねにも見える。
頭のなかで、一つ一つ瓦礫を逆再生で戻してみる。
勝手に建造物を想像してみたり。
遺跡って面白いな( ´艸`)
木漏れ日が照らす、苔と退廃。
シャッターを押す手が止まりません(iPhoneだけど)。
うっすら光ってさえ見える苔やサビ。
ザ・ガジュマル。
回廊LOVER必見のスポット。
タ・プロームでは、特にため息の連続でした。
ここは撮影スポットらしく、ちょっとした列ができていました。
私たちも並び、ツアーメンバーと交代で写真を撮り合ったりしました。いいね、こういうの。
ガジュマルが絡みついた遺跡。
朽ち果てていく石の塊なのに、ガジュマルが張っている根の勢いで、妙なライブ感がありました。
きっと地中でも相当強く根を張っているんだろうなー。
しっかり生きている有機物なんだけど、何故か異次元の佇まい。
アンコールの遺跡群。夜、どんな表情になるのかな。
遺跡めぐり、終了!
このタプローム見学をもって、遺跡巡りの旅は終了です。
最後の地となったタプローム出口で、参加メンバーと記念撮影。
みんなiPhoneだったので、写真の送り合うのが簡単でした。
便利な世の中だなあ。
この後は、バンで各自のホテルへ順々に送ってもらいました。
遺跡の迫力に飲み込まれた、記憶に残るツアーでした。
この後は、遺跡巡りの料金等をメモします。
続く➸【Vol.16】アンコールワット遺跡群・見学の手段や料金
2日目
【Vol.7】アンコールワット遺跡・ホテル出発からチケット購入
【Vol.8】アンコールワット・夜明け前
【Vol.9】アンコールワット遺跡・日の出
【Vol.10】アンコールワット・第一回廊と輪廻とタイムスリップ
【Vol.11】アンコールワット・十字回廊と第二回廊
【Vol.12】アンコールワット・第三回廊と中央本祠
【Vol.13】アンコールトム・光と影のコントラスト
【Vol.14】アンコールトム・バイヨン
【Vol.15】タプローム(Ta Prohm)・ガジュマルと苔と退廃
【Vol.16】アンコールワット遺跡群・見学の手段や料金
【Vol.17】パレット 午後2時のランチとハンドメイドの花細工
【Vol.18】パブストリート(Pub Street)とお気に入りの小道
【Vol.19】フランス料理・アネックス(L'ANNEXE)
【Vol.20】ルーフトップバー・パレット再び、そして街の夜景